このグラフは、2003年以降、当校受講生の「受講生の科目別勉強時間比率」となります。成功した多くの受験生のGMAT対策における時間分配が通常と大きく間違っていることを示唆しています。「対策の殆どが基礎学力（単語力＋読解）の定着で、その他の学習含めて問題演習が主な勉強となっていない」ことです。　GMATは問題演習量に比例して点数が上がる科目ではありません。

GMATはVerbal : Math = 1:1、つまり試験の半分は英語、半分は数学です。さらにVerbalを分解すると出題総数＝36問（6問はダミー）、内訳は大まかにSC:CR:RC = 6:5:7 となっています。CRとRCは書いてあることが分からなければ「論外＝正解することは出来ない」の問題です。そしてGMAT Verbal sectionはCRとRCで66.6% (四捨五入すると70%)占めています。 つまり、一番効率の良い対策は、「数学をしっかり押さえつつ、難度の高い英文を読めるようになるための基礎英語力を伸ばすこと」です。